Def-Bonこと本郷です。
フランス北東、シャンパーニュ・アルデンヌの田舎は2019年現在で4回目の訪問なのに何回来ても飽きない!
毎年フランスへ行っていると人に言うと、パリのホテルのスイートラウンジでガウン姿にワイングラスを片手に持って景色を眺めてるんだろう?と言われがちなんですが、そんな経験はただの1度もありません。笑
パリには観光で1回訪れたのみで、以降はシャンパーニュ・アルデンヌの田舎への移動で通過するぐらい。
私にとってのフランスは田舎宿を中心にウロウロしていることが多いです。
「日本からはるばる高い金を払って、フランスの田舎まで行って何をしているの?」
もっともな質問をよく受けるので、今回を機に私のフランス田舎の楽しみ方を紹介しますね!
フランス・シャンパーニュ・アルデンヌの田舎へ行くきっかけ
最初は私の仕事仲間の紹介で、兵庫・姫路のお好み焼き屋さんで、平野さん一家と奥様のご両親に初めて会ったことから始まります。
最初に会ったときは
「えっ、平野さん以外みんなフランス人やん、どうやって話したらエエんや!?」
とめちゃくちゃ戸惑ったのを覚えてます…と言いながらも変顔してますが。笑
その後なんだかんだあって仕事仲間と一緒にフランスの田舎宿へ行くことになるも、まだ田舎での過ごし方を知らず、最初は
「アレ見たい!コレも見たい!珍しいのを食べたい!」
と観光する気持ちのほうが強かったんですが、最終日が近くなるにつれ、そういった気持も減り「ゆったり過ごす」という、それまでにない新しい楽しみ方を発見し、以来フランスの田舎宿へ行くようなっています。
フランス・シャンパーニュ・アルデンヌの田舎の楽しみ方
変顔だけでなく、こんな爽やか顔(?)もできます、Def-Bonです。笑
さて、前項でチラッと触れましたが、フランスの田舎で一体での楽しみ方は、それこそたくさんあります。
ざっと挙げるだけでも、
- 中世祭り
- 日本では見られない景色や風習を感じる
- 田舎の料理
- ドローンを飛ばす
- 田舎宿を中心に散歩
- 乗馬
- カヌー
- オランダなどちょい遠征
- ベルギーにムール貝を食べに行く
…etc
これらは田舎だからこそできることであり、パリのような大都市とは味わえない楽しみ方だと思います。
もちろんフランス語が話せれば地元の方と仲良くなれますが、必ずしも話せることが必須ではないと感じています。
逆に時間がたくさんありすぎて何もしないときもあり、人にとっては退屈だという方もおられるかもしれません。
しかし、私は、この「何もしない」こそが、非常に贅沢だと感じています。
1664ビールを飲みながら、仲間とノンビリ話をして眠くなれば寝る。
時間を贅沢に使っていますよね。笑

田舎での暇な時をどう過ごすか?
パリのように娯楽が充実している大都市とは違い、田舎では暇な時間がたくさんあります。
この自由な時間をどう過ごすか?
宿でノンビリしてもいいし、少し遠出してもいいし、逆に近場をただ歩いても良い。
完全に自由なので、自分の捉えようで色々できるんです。
日本だと少し自由な時間があっても、
「早く次の打ち合わせ場所へいかないと…」
「明日までに提出しないと間に合わない!」
などなど頭の中をよぎり、結果、仕事や生活に追われて自分の時間が持てず、生活がかかっているはずの仕事の連絡までも億劫になりかけました。
しかしフランスに行くようになってからは、ある程度仕事はするもの、出発前までに日本で仕事の内容をシェイプし、ノートパソコンを30分開けば終わりという状態にしているので、自分の時間がたくさん持てるようになります。
さらに日本から遠く離れていることもあり、何かあっても遠く離れたフランスではどうしようもないので、
「まあエエか!」
みたいに吹っ切れた余裕が持てます。
この吹っ切れも大事だと思っています。
なので、こんな童心に帰った笑顔になれます。自分で言うのもアレですが。笑
日本では味わえないものをフランスで感じてリフレッシュ、また日本で頑張る。
私にとっては非常に大きく、決してお金では買えるものではありません。
田舎なので人が少ない
パリと違って、シャンパーニュ・アルデンヌの田舎宿にはカフェと言った施設がなく、田舎宿から車で15分ほど走らせたヴージエという少し大きい街にいけば、バーなどがある程度です。
フランスの人口は日本の半分ということもあって、地方になるほど雑踏する方も非常に少なくなるため、人混みがすごく苦手なDef-Bonとしては非常に過ごしやすいというのも大きいですね。
好きなドライブを堪能できる
フランスの田舎は広大な土地なので、村内や速度制限の場所ではスピード上限はあるもの、それ以外では日本の道路に比べれば思いっきり走らせられます。
これがまた爽快で、地平線まで続くような広い景色を見ながら車を走らせるのは、日本ではなかなか味わえない楽しみだと思います。
国際免許証が必要ですが、普通自動車免許を持っていれば、30分ほど手続きを済ますだけで取得できますので、フランスでドライブをしたい方はぜひ取得することを強くおすすめしますよ!
フランス・シャンパーニュ・アルデンヌへは日本国内の移動と変わらない
私は英語もフランス語もできないけど、Deafなので会話がなくても慣れています。
本当は喋れたほうが色々と都合が良いんですが、田舎宿へ移動するまでの会話ってそんなにないんですよね。ぜいぜい出入国審査でのやりとりと、飛行機内の食事でチキンプリーズっていうぐらい。笑
Def-Bonは奈良に住んでいるので、フランスの田舎宿まで所要時間はどのぐらいかザッと調べてみたところ、
- リムジンバスで移動に1時間
- 関空で手続きと搭乗時間まで2時間
- 関空から直行便で12時間
- 空港から田舎宿まで電車・車で計3時間
移動時間が最低でもトータル約18時間になりますが、私はノマドワーカーを生業にしていることもあって道中はパソコンやスマホでブログを書いたり仕事をしたりするので、移動時間についてはまったく気になりません。ただ空港内での手続きだけは、もっと簡略化してほしいかな。笑
こんな感じで日本の移動とフランスでの移動って、単に移動手段が違うだけで、あとは日本での移動とさほど変わらないため、隣の県に行く感覚と同じなんです。
毎年5月になれば、「さあ、久々にフランスへ行くか!」という気軽なノリでフランスに行きます。
高速鉄道(TGV)を使ってフランス・シャンパーニュ田舎宿までの経路紹介はこちらから>>>
まとめ
フランスへの費用は旅費など諸経費を含めると、決して安くはないですよね。
ただ、月々積み立て計画をすれば、国内旅行とさほど変わらない金額に落ち着きます。
フランスで多少予算オーバーしてしまった時も、使った金額を悔いるよりも、オーバーした分を楽しめば良い、というポジティブな意識を持てるようになったのも、このフランス田舎で楽しみ方を覚えてからで、こういった意識の改革は自分の中でも非常に大きいと感じています。
日本であれこれ迷うぐらいなら、思い切ってフランスの田舎に一回行ってみましょう!
パスポート作成など手間はありますが、その手間以上の楽しみが待っています。
以上、Def-Bonのつたない文章でしたが、これを読んで行ってみよう!
と思われた方と出会えることを楽しみにしています。^_^
田舎暮らしについての談話動画
記事の寄稿者
Def-Bon(本郷 宏明) 奈良県在住のDeaf(難聴)。
職業ノマドワーカーとしてECショッピングサポートと構築をはじめとしたWEBサービスや、フォトグラファー、ドローンパイロットとして活動しています。
場所を選ばない職業なので、ネットワークがあれば世界のどこでも仕事ができます。
フランス・シャンパーニュ・アルデンヌの田舎は2016年5月に初めて訪れて以来、毎年訪問しています。
同じDeaf環境の方や関わりある方、興味を持たれた方にフランス・シャンパーニュアルデンヌの田舎暮らしの魅力を伝え、共に行くことを目指しています。
Def-Bon(本郷 宏明)の個人サイト
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フランス旅行に関するお得情報
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サイト運営者 ひらのたけし 神戸市在住
フランス人の妻と結婚しフランスの田舎の素晴らしさを知りました。毎年家族4人でシャンパーニュ・アルデンヌの田舎に定期的に帰省していますが、メインで住んでいるのは神戸市です。仕事は住宅リペアマン・モルタル造形家を10年以上しています。
詳しいプロフィールはこちらから>>> Follow @takeshi_hirano