管理人のの親友、フローの結婚式出席（１０月３１日）のために１０月２８日伊丹空港を出発し羽田を経由、シャルルドゴール空港に到着。
この時点で１５時間の移動、そしてTGVで５時間の移動でフローが住むフランス南西のシュールジェールに向かいました。
総合移動時間が２０時間、メチャメチャ疲れ果てた移動でした。
１１ヶ月になる子供が一緒だったのでフライト中は地獄のような時間を耐えるばかり（笑）
奥さんも僕も精神崩壊寸前でした、、それはちょっと言い過ぎですが、帰りのフライトを考えると会話がなくなりました。
今回のフランス紀行はスペシャルゲストの守岡さんも同行！！
TGVでシュールジェールへ移動
シャルルドゴール空港からTGVでの電車移動はかなり便利な移動手段です。
特に難しい経路を辿ってTGVの駅に向かうわけでもないのでとても快適。
食堂車両が備え付けてある所はとても大好きな所！
フライトで睡眠不足だけれでも取り敢えずビールを飲んでリフレッシュ！！
そしてフランス語での応対を楽しむ。
あ〜旅が始まったと実感。
ニアニアしながら食堂車両を堪能するのが好きな私です。
新郎新婦の家に到着
子供がぐずりながら何とか５時間を耐え忍びシュールジェール到着、到着は２８日22:00。
駅に着くと親友のフローが友達を連れて迎えに来てくれていました。
実際、迎えに来るという連絡がなかったのでホンマにくるんかな？と思っていたけど、問題なし。
荷物を積んでフローの家に向かいました。
そして晩御飯がいきなり用意されている手際の良さ。
極上のホスピタリティーやないの。
みんな揃ってビーフ・ブルギーノを美味しく頂きました。
僕の宿泊先はフロー邸ですが、他に一緒に泊まる人がいます。
・守岡さん 姫路在住 姫路市民代表！！
・新婦 セリーヌの両親、弟 パリ在住
・フローの友達 ホマン パリ在住
・セリーヌの友達カップルと赤ちゃん 北東フランス在住
フロー一家はレストラン経営をしている
フロー一家もパリ在住者でした。
フローのお父さんがSugeresでレストランをやることを決め、一家でsugeresに大移動。
凄い決断力と家族の結束力だと毎回思う。
なぜこの地にレストランを始めたのか？というポイントだけども、このSugeresには現時点レストランが２店舗しかありません。
フロー一家がレストラン経営を始める前は1店舗のみ、もう１店舗は売りに出されていて実質１店舗の競合がいない状態でした。
この好条件をフローのお父さんは何処からか掴み、レストラン経営を始める事を決めました。
しかし、飲食店経験ゼロのフロー一家！
ビックチャレンジですよね。
新郎フローの家族構成
・フローお父さんは 元製薬会社の社員
・お母さん 専業主婦
・フロー 元ベルサイユ宮殿内のスタッフ
・フローお兄さん 元カメラマン
レストランの料理人さんは以前このレストランで働いていた人をそのまま雇っているそうです。
ちなみにフロー一家のレストランが地元で一番流行っています。
入れ食い状態です！！
僕の第二の家とも言えるほど大好きなレストラン！
Brasseris Le Francais Cafe （フランス人のレストランと言う意味）
田舎町でのんびり生活、結婚式会場を探索
やっとのんびり寝ることができて幸せを感じた。
そして日本ではない所での起床は最高です。
石の壁に包まれた空間がヨーロッパ感を増してくれる。
結婚式は３１日なので今日は二日間はOFF 移動の疲れを癒すのにこのような日程を組みました。
守岡さんはと言うとお仕事お仕事、インターネットが使えれば何処でもお仕事ができるノマドなお人なので、こんな事してた。
草原の中でお仕事。
僕も真似してみた！ 写真家の腕が良いので良い絵になりますね。
僕は１ミリもノマドワーカーではないので板につきませんね。。
守岡さんの仕事がひと段落した後は、フローのレストランに行き昼食。
他のメンバーは結婚式の準備があるみたいで忙しくしていました。
さしぶりのフローのレストランでの食事で僕はワクワク、この雰囲気が堪らなく大好き。
なんならここで少しアルバイトしたい。
レストランに入ると昼食のタイミングで混んでいました。
時間もあるので外の椅子で混雑が落ち着くのを待っていると、フローのお父さんが登場。
食事をする事を伝えるとオーダーを通してくれました。
しかも奢ってもらいました。。
いつもいつもなんですが、気前のイイおっちゃんです。
昼食はステーキにポテト、サラダ、ワイン、パン、最後にコーヒーとデザート。
今回フランスに来る注意点を明確にしてきました。
それは「食べすぎない事」こんだけ食事を出されたけど、量は自分で調節していきます。
なんせ美味しいので食べてします（笑）
ここが罠です。
ここでも守岡さんは急な仕事でお仕事お仕事。
昼食後は町ブラ、結婚式が行われる会場を覗きにいきました。
結婚式が行われる会場はGiteと言う場所ですが、日本で言うなれば貸し別荘orコテージになります。
フランスの郊外ではポピュラーなイベント会場。
結婚式のパーティーが出来るほどの大きなGiteはかなり大規模で珍しい。
４０人宿泊可能！！
招待された人達が泊まれる宿泊施設があるので酔いつぶれても大丈夫。
結婚式の準備をブラリ見に来たので少しお邪魔します。
こちらが会場の看板 名前が ル コロンビアンと言います。
ゲート潜ると建物が見えてきます、左手がオーナーさんの住まいです。
右の壁は宿泊施設の壁になります。
なんと、プール付きの宿泊施設のGiteです！しかも温水プール。ゴージャスですね。
右の建物は宿泊施設です！真ん中の背が高い建物がパーティーホールです。
天気がいいから最高の気分。
大きなガーデンもあります。
日本にいる時とフランスにいる時の笑顔に差があります。。
そろそろ、皆んなのお手伝いを見に行きます。
お部屋の入り口はプールの反対側。
ルノーの車が止まっていました。
これは新婦のセリーヌの両親の車、お父さんがルノーの会社で働いているそうです。
なかなかカッコイイ！
最近日本でも良くルノー見かけますね。
部屋に入ると、私の奥さんがフルーツポンチ製作中！見た目を美味しいそうですが、劇薬なほどアルコール度数最強です！
フルーツポンチ専用の瓶がある事に驚き、個人的に欲しい。
パーティー会場に移動。バルーンを吊るしてデコレーション、そしてセリーヌの絵を壁に掛けてギャラリー作っています。
手作り感満載。自分の結婚式を思い出すわ。
フランスの結婚式は日本と違い、全て自分たちでデコレーションを行います。
日本のように凄いお金をかけてやるような結婚式は滅多に無いです。
皆んなでコツコツ作りあげる結婚式の方が楽しくて思い出にも残るし、お金も残ると思います。
次は宿泊施設に移動。清潔感あるベッドルーム、バスルームの綺麗にされていました。
白が基調とされているので少し病院みたいですが、柱が剥き出しなっているのはカッコイイ。
ここの宿泊費が破格です。 １人一泊 20euro ２６００円。こんな金額聞いた事ないです。
明日結婚式前日は、ここGiteに前乗りでの宿泊になるみたい、今夜がフローの家での最後の晩餐。
最後の晩餐も大人数でお食事。
カルボナーラを皆揃って食べる。素朴で楽しいな〜。
結婚式前夜祭にSIMを買いにいく。
今日は民族大移動！ 朝からGiteに移動して結婚式に備えます。
かなりバタバタの朝を迎えました。天気が最高に良い！西南フランスは天気ホンマええね。
車に荷物を積んだら、Giteで明日の結婚式の最終準備に入ります。
といっても僕は何もし無いので、守岡さんとSIMカードを探す旅に行く事に。
僕たちだけでは心細いのでセリーヌの友達のセバスチャンを誘っての３人旅。。
このセバスチャンが本当に親切で良い人！
まず僕たちが向かった先は携帯ショップ、いろんな人に聞いた所、この携帯ショップにプリペイドのSIMがあると言う情報だったのですが、『ない』。
セバスチャンがフランス語で聞いてくれました。
セバスチャンから状況を英語で聞き、そしてそれを僕が日本語に変換し守岡さんに伝えるという長い経路。
ショップスタッフのお兄さんが少し頼りなさそうなので、これ以上聞いても何も状況は変わら無いと判断、次はタバコ屋に入りました。
駄目元で聞いてみるとやっぱり「ない」。
その後タバコ屋で聞いた情報では、町の外れのショッピングモール内の携帯ショップで購入可能という情報！
レッゴー。
ショッピングモール発見、捜索開始。
速攻発見！！ ショップスタッフが電話中、、話が長い。。
セバスチャン交渉開始。頑張れセバスチャン。
OrangeのプリペイドSIMカードをGET。
１GB 10euro ネットからのチャージ可能。
ありがとうセバスチャン！
これを購入する際に、フランスの住所登録や電話番号のID情報が必須でした。
セバスチャンは快く引き受けてくれたので感謝です。
これで、ネットでの問題はクリアー出来たので、守岡さんも心大きなくノマド出来る事かと（笑）
なんだかんだでSIMカードの旅が３時間、、Giteに戻れば夕食の時間になっいました。
BBQをしているホマン。
日本では見た事もない様な巨大なとぐろを巻いたソーセージ。
なんで外国の物ってサイズが大きいのかな？不思議でしゃあない。
今晩の夕食はパーティー参加する人たちのプレパーティー。
フランス人の時間の使い方を肌で感じる事ができる貴重な体験ですね。
やたら写りたがる守岡さん。この人こんなに旅好きだったかな？w
新郎新婦から両親と結婚見届け人にプレゼントが贈呈されました！
その中身はFlaskフラスクはウィスキーの携帯用ボトル。
明日は結婚式なので、みんな早く寝るために早々に就寝しました。
何故なら、フランスの結婚式は、夜通し踊り明かすので体力の温存が必須！！
僕はキッチリ夜寝ます。
結婚式当日
やっと来ました決戦の日。
この日、守岡さんはLa Rochelle観光に行く予定なので駅までエスコート。
結婚式出席は僕の家族のみの出席になっているのでLa Rochelleでノマドしてきてくださいね。
結婚式の流れですが
・役場での調印式１４：３０
・公園での写真撮影
・フローのレストランで軽食 みんなでワインと牡蠣を頂く
・結婚式会場Giteに移動して、ディナーを頂く
・飲んで食べて朝まで踊り狂う
守岡さんを駅まで送り、Giteに戻ると何やらプールに人集りが、新郎新婦がキャデラックをバックに写真撮影をしている。
なんやスケールデカ！
フランスの田舎にキャデラックか、面白いやないですか。
その後、町の中心にある役場に移動！そこで再度キャデラックに遭遇。
キャデラックで役所に登場する荒技。結婚式だからなんでもありやね。
市長のお部屋で、結婚式のサインを行います。
真ん中が新郎新婦、そして両サイドは見届け人もサインを行います。
ちなみに僕の結婚式の時の見届け人はフローです。
その後、役場敷地内の公園で写真撮影
そこそこお腹がすいてきたので、早々に写真撮影の場所を退散。
フローのレストランでパンと牡蠣を食べることに！
やはりゴチャゴチャしてるな〜。
生牡蠣が振舞われていました。美味しいけど生臭いね。
あまりお酒が飲める方ではないので、時間を持て余すばかり、生牡蠣の後味とワインでかなり酔ってた気がする。
お腹が空いてきたのでメインパーティー会場のGiteに移動。。
しっかりディナーを食べて子供がいるので寝る予定です！！
踊り狂う予定は無しです！！フランス人のダンス好きは知っているけども、僕はそこまでダンス狂でもないので踊りません。
ベロベロじゃないと踊れません。
結婚パーティーの始まり始まり！！
食事はケイタリングのお食事。前菜の野菜から始まりメインはお肉。
ドリンクはビールサーバーが用意されています。
僕の奥さんが作ったフルーツポンチもガンガン売れてる。食事と食事の合間にダンスが始まり汗をかく、ダンスが終われば、次の食事が出てくるという流れ！
でも、お腹が減っている僕にはこのダンスが邪魔でしゃあない、ビールを飲んで時間を潰すぐらいしか手段がないので、知らない間にベロベロになるという有様。。
でも、ガンガン踊っている人を見てると羨ましくも思う。
叔父さん叔母さんが粋なステップで踊っているのを見ると「かっこいい」って純粋に思う。
僕の奥さんが言うには、ダンスはフランスの文化に根ずいているコミュニケーションの一つ。
戦前から１０年前まで毎週末、村や町でダンスパーティーが繰り広げられ、そこでカップルが出来たとか。
踊っている老若男女のステップは歴史そのものなのかもね、個人的に年配の方のダンスが渋すぎて好きだわ。
踊れる叔父さんになれなあかんね。
しかしダンスタイムが長い！食事の合間合間にあるダンスタイムが僕には辛い時間帯でした。
そして最後はwedding ケーキです。ここまでの道のりが長すぎ！！
６時間は席に着いてからかかってますよ。
スターウォーズの大ファンの新郎新婦。
ケーキの前でのライトサーベルのパフォーマンスはスベってますよ〜。
ケーキの後、僕の眠気は限界、パーティー会場の寒さも僕の体にはピークを告げていました。
踊っていないので体も温まるワケがないですよね（笑）
奥さんと子供と部屋に戻り就寝することに。僕のフローの結婚式が終わりました。
結婚式 ２日目
そうなんで、フランスでは結婚式が二日続きます。
二日目は仲の良い友達と家族のみでランチするのが主流だそうです。この日は守岡さん交えてのBBQです。
お帰りなさいミスターノマド。僕はせっせとパンにソーセージを挟みます。
BBQするには天気最高すぎる。
結婚式の二日目の食事は昨日の残り物を食べるのが一般的です！
食べながら皆んなでパーティー会場の清掃・片付けをします！
皆んなで作って片付けまでするのがフランス流。
こんな感じでズルズル結婚式二日目が終わります！
キリがいいところで人が帰宅する感じで少しずつ人数が減っていきます。
灯火が徐々に消えていく感じで寂しい感じがしました。
流暢にフランス語が話せない僕にみんな優しくしてくれて嬉しかったです。
シュールジェールはホンマ好きやわ。
今度はゆっくり訪れたいと思います。
